最近、リースバックを巡り、高齢者が巻き込まれる消費者トラブルが急増しています。

今回は住宅のリースバックとそのトラブルの原因についてご紹介いたします。

 

■リースバックとは

リースバックとは、引っ越しをすることなく売却した後でも賃貸で自宅に住み続けることができる不動産取引のことです。住宅ローンや固定資産税の支払いが不要となるため、老後の生活資金を確保できる手段として、高齢者に関心も高いといいます。

 

■実際に起きたトラブル

Aさんは自宅を1,500万円でリースバック業者(不動産業者)に売却しました。月額13万円の家賃を支払いながら、老後ずっと住み続けるつもりだったのです。しかし、リースバック業者と結んだ賃貸契約は定期借家契約で、更新可能な普通借家契約ではなかったのです。

更新が出来ない定期借家契約では2~3年の賃貸借期間満了後は退去しなければならず、Aさんは途方に暮れてしまいました。

 

■どうしてトラブルが起きてしまうのか

全国の消費者センターに寄せられるリースバックに関する相談の中には、「契約内容をよく理解しないまま、契約してしまった」といった声も少なくないようです。消費者センターによると、リースバックに関する相談者は70代以上の高齢者が多いとのことで、契約内容の理解等が課題だといいます。

 

■まとめ

トラブルを未然に防ぐためには、リースバックのメリットだけではなく、デメリットやリースバックの仕組みなどもしっかりと理解することが重要だと言えます。不安がある場合は子や専門家に相談しつつ慎重に検討するようにしましょう。