せっかく住宅ローンを借入して夢のマイホームを購入したのに、転勤命令がでてしまった…という方も少なくないのではないでしょうか。今回は、そのようなケースにおける注意点と対処法を解説いたします。

 

■急な転勤命令 その対処法は?

①単身赴任をして、家族が住み続ける場合

住宅ローンを借入した後に転勤命令が出された場合、単身赴任をして家族はそのまま住み続けるのであれば問題ありません。なぜなら、住宅ローンは、基本的に契約者本人または家族が住むのが融資条件とされているからです。念のため、転勤で単身赴任する旨を金融機関に報告しておくといいでしょう。

 

②家族全員で引っ越す場合

転勤などやむを得ない事由で家族全員が引っ越しをしなければならない場合、自宅を賃貸に出すことが認められる可能性があります。しかし、金融機関によって基準が異なるため、まずは金融機関に相談するのが良いでしょう。ただし、自宅を賃貸に出す場合には、住宅ローン控除が受けられない点には注意しましょう。

もし、転勤が長期化する可能性がある場合には、売却してしまうのも一つの手段です。

 

■まとめ

どうするかを自分で勝手に判断してしまうと、契約違反でペナルティを課されてしまったり、残っている住宅ローンの一括返済を求められてしっまったりということになりかねません。住宅ローンを借入した後に転勤命令が出された場合、まずは金融機関に相談し最終的な判断をするようにしましょう。